リモートランチ&偏愛マップのススメ
先日、新入生が参加する初めての部署の会議で交流を活性化するために何か企画してもらえないか?という相談を受けた。
相談を持ち寄ってきた相手は私が偏愛マップワーカーであることを知っており、明らかに偏愛マップを企画してくれることを期待して声をかけてきた。
■偏愛マップとは?
・人が一瞬で仲良くなる瞬間というのは「共通点」を見つけたとき
・その共通点が「好きなもの」だったら、すごく仲良くなれるはず!
・偏愛マップは「共通する好きなもの」が自然と見つかるワークです!
偏愛マップの考案者は明治大学の齋藤孝教授で、2004年に出版された本は文庫化もされている。
このワークを以前、コンサル先に提案して実施頂いたことがある。この時は入社10年以上の2人にペアになってやってもらったのに、全然お互いのことを知らなかった、共通の趣味があることを10年以上経って知ったとおっしゃっていた。
■どうやってワークを進めるの?
・まずワークシートへの記入を進めてください(PCがおすすめ)
・極力「具体的に」「数多く」記入してくださいね!
・昼食中、自分以外のシートを見ましょう(スマホがおすすめ)
・共通点がないかという視点で探してみてください。
書き方に困ったら、記入例を見てください!
といった形で進めたことがある。
過去に下記のようなシーンでこのワークを何回もやってきた
・コンサル先でのワーク
・主催している勉強会で昼食直前にこのワークを実施して、そのまま昼食に入ってもらう
・全社出張研修のバスの中でのワーク
・私が担当しているグループに新入生が入ってきたときのワーク
このワークは1対1で実施するのが1番盛り上がるが、今回は1チーム5,6名で実施したいということだったので、少し工夫をした。
工夫点1
事前に書いて頂く項目を下記に設定した。
・項目のベースは私が考え
・それを見て、運営メンバーに項目案を出してもらい
・それらの項目で運営メンバーでワークをしてみて
・微妙だったのは削除
という流れで生き残ったのが下記だ。
①チーム名
②お名前は?漢字・読み仮名
③お誕生日は?
③血液型は何ですか?
④出身地はどこですか?(市区町村単位まで)
⑤部活の経験(小中高大学まで)について教えてください!
⑥他の人に役立てること(特技)(3つ以上)
⑦最近買ってよかったもの、やってよかったこと(3つ以上)
⑧昔からずっと続けていること、趣味
⑨(最近)読んでよかった本、自分の人生に好影響があった本、『好きな漫画』好きなシーン/好きなキャラクターなど(3つ以上)
⑩好きな歌手(3つ以上)
⑪好きな映画(3つ以上)
⑫感動した・リピートしている飲食店の店名@場所『おすすめメニュー』(3つ以上)
⑬リモートワークに関するおすすめグッズ、取り組み
工夫点2
最初は一人の偏愛マップに着目して、質問していく流れをとったが、あまり盛り上がらなかった。
そのため、項目毎に全員の記入内容を見て、質問していく形式をとることにした。
複数人でやる場合、少しファシリテーター力が必要になるワークになってしまった。1対1でやる場合は、好きなものが共通しているのでほっといても勝手に盛り上がる(笑)
このワークがきっかけで継続してリモートランチをしようとチーム内で声が上がり、昨日実施した。
交流がなくなりがちなリモートワークで取り入れてみてはいかがだろうか。