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失敗しない育児のスゴワザ51

1万2000人の子どもを見てきた園長が教えます! 失敗しない育児のスゴワザ51

 

本日ご紹介する一冊は、大学院で幼児教育の
基礎を学び、卒業後に園長として1万2000人の
子どもを見てきた著者が30年の経験をまとめた
一冊。

富澤も2020-01-03現在で6歳(年長)
と3歳の子供がいますが、かわいくて仕方ない
反面、どう対応すればいいのかわからず
ストレスを抱えることも多く手にとった一冊です。

著者いわく、「楽しいはずの育児が対処方法が
わからないと苦痛になる、対処方法を知っていて
うまく対応することができれば、すべての出来事は
幼児期の楽しかったイベントへと変わっていく」。

つまり育児は対処方法の仕入れが肝心なのです。

(ママに言わせれば当たり前のことも多いと
 思いかもしれませんが、パパにとっては
 目からウロコの方法が満載だと思います)

早速内容をチェックしてみましょう。

(下記は私が読了後に実践用にメモした
 内容です)

———————————————–

子どもの食事が遅いときの対処法
・テレビをつけていたら消す


手洗いをしてくれないときの対処法
・手洗い歌をつくる
・おててを洗おう、コチョ、コチョ、コチョなど
・子どもはリズム言葉が大好き


すぐに行動してもらえないときの対処法
・選択肢を2つにする
・歯磨きをしてもらいたいときは2種類の歯磨き粉から選ばせる
・公文とソロタッチどちらからやる?と選ばせる


子どもにとってもらいたい行動を強化するときの対処法

・その場にいなかったパパやおじいちゃんなどに
スーパーでありがとうって言えたのよと伝える

子供とコミュニケーションを強化したいときの対処法
・目と目を合わせるのが第一歩
・しゃがんで目線を合わせる
・同じものを見ているなと感じたら、言葉にする
→「美味しそうなジュースだね」
・視線の共有を感じさせる
・行動と結果を言葉でわかりやすく伝える
→靴を揃えたら、ウヮーキレイになったね
・毎日叱って無理にやらせるより、できたことをどう褒めるか


勉強嫌いの子供の対処法
・バズルや迷路などの遊びも勉強と定義してしまう
・小学生になるまでは有効(勉強という言葉をポジティブなものにすることが大事)


外での会話を知育にする対処法
・クルマという言葉が言えるようになったら車種を言えるようにする
・車のナンバーを読む練習をする


あいうえお表を読んでもらえないときの対処法
・子供の名前を使う
・子供の名前が「こうた」なら、こ、う、たを探させることからスタート
・一文字でも読めたら褒めることを忘れない


ありがとうを言わない子供の対処法
・そもそも親が子どもに対して都度ありがとうを言えているかどうかが大事

子どもが順番を守らないときの対処法
・いちばん後ろに並ぶのよと伝える
・順番=いちばん後ろに並ぶ、を伝える

空間能力がないこどもの対処法
・山がどっちにあるかを気づかせる
・表示版を一緒に探す


お絵かきが苦手な子供の対処法
・子供の絵を額縁にいれて飾る


ペットボトルのキャップをあけられない子供の対処法
・ひねる、という言葉の意味を教える
→蛇口を右に回すなど


着替えない子供の対処法
・2つのアイテムから選ばせる
→自立心の芽生えにつながる
→自発的な行動の言動力になる
・途中まで手伝って気持ち悪い状態で止める


子どもがやる気にならないときの対処法
・点数評価をする
→たとえ0点でもよくわからないけれど、自分のしたことに
反応してくれたという感覚はモチベーションをより高めてくれる
→幼児期の子どもは数字が好き


子どもに愛情を伝える対処法
・子どもにキスをしている姿を鏡で見せる
→五感の中で最も説得力が強いのは視覚


叱っても改善されないときの対処法
・声のトーンを下げてゆっくり話す
・立っている子供の前に親がしゃがみ、子どもと目の高さで話す
・その時、手を握って話す
・小学生以上の場合は子どもも正座させる
・ただ感情的に起こるのではなく、具体的な指示の言葉で伝える
→ゴミはゴミ箱に捨てて


買って、買ってを切り抜ける対処法
・はい、はいと返事し、子供の意思、意見を受け止める
・それでいいの?と子供の目を見ながら不安そうに聞く
→子どもの買って、買っては衝動的
・○○はもういいの?○○はその子の大好きなもの、親が買ってもいいと思うものを次々と提案


カメラ目線にならない子供の対処法
・人形をシャッターの瞬間にパッと出す


兄弟喧嘩をやめさせる方法
・喧嘩している理由を両方に聞く
・どちらかが悪い場合は二人の前でわかりやすく伝える
・どっちもどっちならケンカをするのが悪いことと伝える

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読んでみて感じたのは、子どもに集中して向き合うこと
が大切だということ。


子どもが生まれてから小学生ぐらいまで対処ノウハウが
数多く書かれているので、子どもがいる方は早めに
読まれるといいと思います。

 

 

1万2000人の子どもを見てきた園長が教えます! 失敗しない育児のスゴワザ51

1万2000人の子どもを見てきた園長が教えます! 失敗しない育児のスゴワザ51